IPv6とIPv4の違いをわかりやすく解説|初心者でも5分でわかる

【サムネ】快適ネット生活ガイド_ipv6-ipv4-difference

インターネット回線の設定画面やルーターの説明書で「IPv6」「IPv4」という言葉を目にする機会が増えています。実はこの2つの違いを知っているだけで、ネットの速度が大きく改善する可能性があります。

結論から言うと、IPv6はIPv4の後継となる通信規格で、接続方式の違いにより通信速度の向上とセキュリティの強化が期待できます。さらに「IPv4 over IPv6」という技術を使えば、IPv6の速さを活かしながらすべてのサイトにアクセスできるため、今から光回線を契約するならIPv6(IPoE)対応は必須と言えます。

この記事では、IPv6とIPv4の違いを専門用語をかみ砕いて初心者向けにわかりやすく解説し、自分の回線がどちらで接続されているかの確認方法や、IPv6に切り替える具体的な手順まで紹介します。今すぐ確認したい方は「IPv6 IPoEの確認方法|30秒でできる簡単チェック」をご覧ください。

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目次

そもそもIPv6・IPv4とは?ネットの「住所ルール」を理解しよう

IPアドレス=インターネット上の住所

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インターネットに接続するスマホやパソコンには、すべて「IPアドレス」と呼ばれる識別番号が割り当てられています。これは郵便における住所のようなもので、データを正しい相手に届けるために必要な番号です。

そしてIPv4・IPv6とは、このIPアドレスの「ルール(規格)」のバージョンを表しています。IPv4は「Internet Protocol Version 4」、IPv6は「Internet Protocol Version 6」の略称です。

IPv4は「43億個の住所」、IPv6は「ほぼ無限の住所」

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IPv4で割り当てられるIPアドレスの数は約43億個です。一見多く思えますが、世界の人口は80億人を超えており、1人がスマホ・パソコン・タブレット・ゲーム機と複数の端末を使う現代では、完全に足りない状況になっています。

一方のIPv6では、約340澗(かん)個のIPアドレスを割り当てることができます。澗とは10の36乗を意味する単位で、事実上無限に近い数です。

身近な例でイメージすると…

IPv4からIPv6への変化は、郵便番号が「5桁」から「7桁」に増えたのと同じようなイメージです。桁数が増えることで、より細かく・より多くの場所を区別できるようになります。

IPv6とIPv4の違いを比較表でチェック

IPv6とIPv4には、IPアドレスの数以外にもいくつかの重要な違いがあります。以下の表で主要なポイントを確認しましょう。

比較項目IPv4IPv6
IPアドレスの数約43億個約340澗個(ほぼ無限)
アドレスの表記192.168.1.1(10進数)2001:0db8:85a3::8a2e(16進数)
主な接続方式PPPoE(従来型)IPoE(次世代型)
通信速度混雑時に低下しやすい混雑を回避しやすく高速
セキュリティIPsecはオプションIPsecが標準搭載
対応状況(2025年時点)ほぼすべてのサイトが対応対応サイトは増加中(日本のIPv6利用率は約55%)
今後の展望段階的に縮小普及拡大が進行中

総務省「IPv6の普及促進」のページでも、IPv6への移行推進に関する施策やガイドラインが公開されています。

なぜIPv6だと速くなる?「接続方式」の違いがカギ

「IPv6にすると速くなる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。実はこれは正確に言うと、IPv6そのものが速いのではなく、IPv6で使える「IPoE」という接続方式が高速通信を可能にしているのがポイントです。

PPPoE方式(IPv4)=料金所で毎回停車する高速道路

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従来のIPv4で使われるPPPoE方式では、インターネットに接続する際に「ネットワーク終端装置(NTE)」を経由し、ユーザーIDとパスワードで認証を行います。

高速道路に例えると、料金所で毎回停車してお金を払うイメージです。利用者が増える夕方〜夜の時間帯には「料金所渋滞」が発生し、通信速度が低下しやすくなります。

IPoE方式(IPv6)=ETCでノンストップ通過する高速道路

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IPv6で利用できるIPoE方式では、ネットワーク終端装置を経由せずに直接プロバイダーを通じてインターネットに接続できます。

高速道路で言えば、ETCを使って料金所をノンストップで通過するイメージです。混雑ポイントを経由しないため、利用者が多い時間帯でも安定した速度を維持しやすくなります。

速度差はどれくらい?

2025年時点の実測データでは、PPPoE方式とIPoE方式でダウンロード速度に約1.5倍の差が出るケースが報告されています。また、応答速度(Ping値)も約5ms改善する傾向があり、オンラインゲームやWeb会議の快適さにも直結します。

IPv4 over IPv6=「いいとこ取り」の技術

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IPv6で接続すると速くなるなら「全部IPv6にすればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし現時点では、まだIPv4にしか対応していないWebサイトやサービスが存在します。

総務省の調査によると、国内の主要WebサイトのうちIPv6に対応しているのは約10.9%(2024年2月時点)にとどまっています。つまり、IPv6だけでは見られないサイトが出てくる可能性があるのです。

そこで登場したのが「IPv4 over IPv6」という技術です。これは名前のとおり、IPv6の高速なIPoE回線を使いながら、IPv4のサイトにもアクセスできるようにする仕組みです。

身近な例で言えば、ETCレーンをスイスイ通過しながら、ETC非対応の料金所もスムーズに通れる「万能パス」のようなものです。

現在の光回線サービスでは「IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応」が標準的になりつつあります。新しく回線を契約する際は、IPv4 over IPv6に対応しているかどうかを必ず確認しましょう。対応していないプロバイダーを選ぶと、せっかくの光回線でも速度が出にくい可能性があります。

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IPv6のメリット・デメリットを整理

IPv6への切り替えを検討する前に、メリットとデメリットの両面を理解しておきましょう。

IPv6のメリット

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メリット具体的な内容
通信速度の向上IPoE方式により混雑を回避し、夜間でも安定した速度を維持しやすい
セキュリティの強化通信の暗号化技術「IPsec」が標準搭載されている
IPアドレス枯渇の解消ほぼ無限のアドレスにより、IoT機器の増加にも対応可能
将来性国・事業者ともにIPv6移行を推進しており、今後の標準規格になる見込み

IPv6のデメリット・注意点

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デメリット具体的な内容
対応ルーターが必要IPv6に対応したルーターを用意する必要がある(古いルーターは非対応の場合あり)
IPv4サイトの閲覧制限IPv6単体ではIPv4のみのサイトにアクセスできない(IPv4 over IPv6で解決)
プロバイダーの対応状況すべてのプロバイダーがIPv6(IPoE)に対応しているわけではない
一部サービスの制限特定のオンラインゲームや固定IP必須のサービスで制約が出る場合がある

デメリットのうち最も影響が大きいのは「IPv4サイトが見られない問題」ですが、これはIPv4 over IPv6に対応したプロバイダーを選ぶことでほぼ解消できます。ルーターについても、最近の主要メーカー製品はほとんどIPv6に対応しています。

自分の回線がIPv6かIPv4かを確認する3つの方法

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「自分の回線がIPv6とIPv4のどちらで接続されているのか」は、以下の方法で簡単に確認できます。

方法①:Webサイトで確認する(最も簡単)

以下のようなIPv6接続テストサイトにアクセスするだけで、現在の接続状況がわかります。

おすすめの確認サイト:

test-ipv6.com:アクセスするだけでIPv4/IPv6の接続状況を自動判定
Fast.com(Netflix提供):速度測定と同時にIPv6接続かどうかを確認可能

IPv6で接続されている場合はIPv6アドレスが表示され、IPv4のみの場合は「IPv6アドレスが検出されませんでした」と表示されます。

方法②:Windowsの設定で確認する

Windows 11の場合は、以下の手順で確認できます。

「設定」→「ネットワークとインターネット」→ 接続中のネットワークを選択 → 「プロパティ」を確認し、IPv6アドレスが表示されていれば、IPv6接続が有効になっています。

方法③:Macの設定で確認する

Macの場合は、「アップルメニュー」→「システム設定」→「ネットワーク」→ 接続中のネットワークを選択 → 「詳細」からIPv6アドレスの有無を確認できます。

IPv6に切り替える方法【3ステップ】

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現在IPv4で接続している場合、IPv6への切り替えは以下のステップで進められます。

ステップ1:プロバイダーのIPv6対応を確認する

まず利用中のプロバイダーがIPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)に対応しているかを確認しましょう。プロバイダーの公式サイトやサポート窓口で確認できます。対応していない場合は、プロバイダーの変更を検討する必要があります。

ステップ2:IPv6オプションを申し込む

プロバイダーが対応していれば、IPv6接続オプションの申し込みを行います。多くのプロバイダーでは無料で申し込みでき、Webの会員ページから手続きできるケースがほとんどです。

ステップ3:IPv6対応ルーターを用意する

ルーターがIPv6に対応していないと、せっかくの申し込みも意味がありません。ルーターの仕様を確認し、IPv6(IPoE)およびIPv4 over IPv6に対応した製品を用意しましょう。

ルーターを選ぶ際は、以下の点をチェックするのがおすすめです。

「IPv6 IPoE対応」の明記があるか
IPv4 over IPv6の方式(v6プラス、transix、OCNバーチャルコネクトなど)に対応しているか
・プロバイダーがレンタル提供しているルーターがあれば、それを利用するのが最も確実

一人暮らし・賃貸でIPv6を使うときに知っておきたいこと

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初めて一人暮らしをする方や賃貸物件にお住まいの方が、IPv6対応の回線を利用する際に気をつけたいポイントをまとめます。

マンションタイプは建物の設備に注意

マンションやアパートの場合、建物の共用設備(MDF室の装置)がIPv6に対応しているかどうかで、利用可否が変わります。NTTのフレッツ光ネクストが導入されている物件であれば、多くの場合IPv6(IPoE)を利用できます。

VDSL方式の物件でもIPv6は使える

マンションでよく見られるVDSL方式(電話線を使った接続)の場合、回線速度の上限は最大100Mbpsですが、IPv6(IPoE)接続自体は利用可能です。VDSL環境でもIPv6に切り替えることで、混雑時の速度低下を軽減できる可能性があります。

工事不要で使えるモバイル回線という選択肢も

賃貸で光回線の工事ができない場合や、引っ越しが多い方にはWiMAXなどのモバイル回線も選択肢になります。最近のWiMAXはIPv6にも対応しており、工事なしですぐにインターネットを利用開始できます。

総務省「電気通信サービスの消費者保護」では、通信契約に関するトラブル防止のための情報が掲載されています。契約前に確認しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. IPv6にすると必ず速くなりますか?

回線や環境によって異なりますが、特に夜間の速度低下に悩んでいる場合は改善する可能性が高いです。ただし、IPv6はあくまで接続方式の改善であり、建物の配線方式(VDSLなど)やルーターの性能など、他の要因も速度に影響します。

Q. IPv6に切り替えるのに費用はかかりますか?

多くのプロバイダーでは、IPv6オプションの申し込み自体は無料です。ただし、IPv6対応のルーターを持っていない場合は、購入またはレンタルの費用がかかります。プロバイダーによっては、対応ルーターを無料レンタルしているところもあります。

Q. IPv4はいつまで使えますか?

IPv4が完全に使えなくなる時期は未定です。現在もIPv4とIPv6は混在して使われており、すぐにIPv4が廃止されることはありません。ただし、IPv6への移行は確実に進んでおり、早めの対応がおすすめです。

Q. スマホもIPv6に対応していますか?

はい。最近のiOSやAndroidはIPv6に対応しています。携帯キャリアの回線でも、IPv6での接続が一般的になっています。自宅のWi-Fiに接続する場合は、ルーターのIPv6対応状況が重要です。

まとめ:IPv6とIPv4の違いを理解して快適なネット環境を手に入れよう

IPv6とIPv4の違いについて、最後にポイントを整理します。

この記事のまとめ

・IPv4はIPアドレス約43億個、IPv6は約340澗個で事実上無限
IPv6で速くなる理由はIPoE接続方式により混雑を回避できるから
・IPv4のみのサイトにも対応する「IPv4 over IPv6」がベストな選択
・IPv6に切り替えるには、プロバイダーの対応確認+対応ルーターの用意が必要
新規契約なら「IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応」のプロバイダーを選ぼう

ネット回線の速度に不満を感じている方は、まず現在の接続がIPv6かIPv4かを確認するところから始めてみてください。IPv6への切り替えは、多くの場合無料かつ簡単な手続きで行えます。

もし現在のプロバイダーがIPv6に対応していない場合は、IPv6対応の回線サービスへの乗り換えを検討するのがおすすめです。

インターネット契約でお困りのことがあれば、国民生活センター(全国の消費生活センター)や、消費者ホットライン(電話番号:188)に相談することもできます。

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