賃貸で有線LANが引けない!壁に穴を開けない代替方法7選を徹底解説

【サムネ】快適ネット生活ガイド_賃貸で有線LANが引けない!壁に穴を開けない代替方法7選

「賃貸だから壁に穴を開けられない…でも有線LANで安定したネット環境がほしい」。テレワークやオンラインゲームの普及で、こうした悩みを抱える方が増えています。

結論から言うと、壁に穴を開けなくても有線LAN環境を構築する方法は複数あります。賃貸の原状回復ルールを守りながら、フラットLANケーブルや配線モール、PLCアダプターなどを活用すれば、工事不要で安定した通信環境を実現できます。

この記事では、賃貸で壁に穴を開けずに有線LAN環境を作る7つの代替方法と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。「そもそも有線LANが必要なのか」の判断基準から、最終手段としてのホームルーター活用まで、状況に合わせた最適な選択肢が見つかります。

この記事でわかること

  • 賃貸で壁に穴を開けずに有線LAN環境を作る7つの方法
  • 各方法のコスト・難易度・速度の比較
  • 原状回復で問題にならないためのポイント
  • そもそも有線LANが不要なケースの判断基準
  • 有線LANにこだわらない場合の代替ネット回線の選び方

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目次

そもそも賃貸で有線LANが必要?まず確認すべき3つのポイント

有線LANの配線方法を検討する前に、まず「本当に有線接続が必要なのか」を確認しておきましょう。最近のWiFiルーターは性能が大幅に向上しており、多くの用途では無線接続で十分な速度が出るケースも増えています。

有線LANが必要なケース

賃貸_有線LANが必要なケース4つ

以下のような用途では、WiFiの不安定さが致命的になるため、有線LAN接続のメリットが大きくなります。

  • オンラインゲーム(FPS・格闘ゲームなど):Ping値の安定が勝敗に直結する
  • テレワークでのWeb会議:映像の途切れや音声の遅延が業務に支障をきたす
  • 大容量ファイルのアップロード・ダウンロード:動画編集データや業務ファイルなど
  • ライブ配信:上り速度の安定性が配信品質に直結する

WiFiで十分なケース

賃貸_有線LANを引けない理由_壁に穴を開けられない

一方で、以下のような用途がメインであれば、WiFi環境の改善だけで解決できる可能性が高いです。

  • Webサイトの閲覧やSNS利用
  • NetflixやYouTubeなどの動画視聴(4K含む)
  • スマホやタブレットでの一般的なネット利用

WiFi環境の改善については、WiFiルーターの置き場所を見直すだけで速度が改善するケースも多いため、まずはそちらを試してみてください。

現在のWiFi速度を測定してみよう

有線LANが必要かどうかの判断材料として、まず現在のWiFi速度を測定してみましょう。下り30Mbps以上・Ping値30ms以下が出ていれば、一般的な用途では有線にこだわる必要はありません。速度測定のやり方がわからない方は、WiFi速度測定のやり方・結果の見方の解説記事を参考にしてください。

賃貸で壁に穴を開けずに有線LANを引く7つの代替方法

賃貸_壁に穴を開けずに有線LANを引く7つの代替方法

ここからは、賃貸の原状回復ルールを守りながら有線LAN環境を構築する具体的な方法を、手軽さ・コスト・通信品質の観点から解説します。

方法費用目安難易度通信速度おすすめ度
①フラットLANケーブル+配線モール2,000〜5,000円★★☆★★★★★
②ドア隙間用LANケーブル2,000〜4,000円★☆☆★★★★☆
③エアコンダクトの活用1,000〜3,000円★★☆★★★★☆
④PLCアダプター(コンセントLAN)8,000〜15,000円★☆☆△〜○★★★☆☆
⑤メッシュWiFi(有線ポート活用)15,000〜30,000円★☆☆★★★★☆
⑥WiFi中継器(有線ポート付き)3,000〜8,000円★☆☆★★★☆☆
⑦同軸ケーブルモデム20,000〜30,000円★★★★★★☆☆

①フラットLANケーブル+配線モールで壁沿いに配線する【最もおすすめ】

コスパと通信品質のバランスが最も優れた方法です。厚さ1.5mm程度のフラットLANケーブルを壁の巾木や廻り縁に沿わせ、配線モールで覆って目立たなくします。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. ルーターから目的の場所までの配線ルートを決める
  2. メジャーで距離を測り、余裕を持った長さのフラットLANケーブルを購入する
  3. 壁にマスキングテープを先に貼り、その上から配線モールの両面テープで固定する
  4. モール内にLANケーブルを通してカバーを閉じる

賃貸でのポイント:マスキングテープが原状回復の鍵

配線モールの両面テープを壁に直接貼ると、撤去時に壁紙ごと剥がれてしまうリスクがあります。必ずマスキングテープを下地として貼り、その上からモールを設置しましょう。退去時にはマスキングテープごと綺麗に剥がせます。

配線モールは壁の色に合わせて白やベージュなどを選ぶと、ほとんど目立ちません。角型のモールを選ぶのがポイントで、丸型は床用なので壁への設置には向いていません。

②ドア隙間用LANケーブルで部屋をまたぐ

部屋をまたいで配線する際に最も困るのがドアの部分です。隙間用LANケーブルは、厚さ約0.5〜1.5mmのアルミ補強フラットケーブルで、ドアを閉めたままでも隙間を通すことができます。

隙間用LANケーブルは短い(15〜50cm程度)ため、通常のLANケーブルと接続するための延長コネクタ(中継コネクタ)が別途必要です。配線としては「通常のLANケーブル → 延長コネクタ → 隙間用ケーブル → 延長コネクタ → 通常のLANケーブル」という構成になります。

なお、引き戸の場合は通常のフラットLANケーブルでも通せるケースが多いため、まず確認してみましょう。

③エアコンダクト(配管穴)を活用する

エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管穴(ダクト)は、すでに壁に穴が開いている状態です。この既存の穴を利用してLANケーブルを通せば、新たに穴を開ける必要はありません。

エアコンのスリーブ(配管カバー)を外し、隙間からLANケーブルを通します。通したあとはエアコン用パテで隙間をしっかり埋めて、気密性と防虫対策を確保しましょう。パテは退去時に取り外しも容易なため、原状回復上の問題も生じにくい方法です。

エアコン配管内は狭い場合があり、無理に通すとエアコンの冷媒管やドレン管を傷つける恐れがあります。自信がない場合は無理をせず、①や②の方法を選びましょう。

④PLCアダプター(コンセントLAN)で電源線を活用する

PLCアダプターは、家庭内の電源コンセント(電力線)をLANケーブルの代わりに使う技術です。親機をルーター近くのコンセントに挿し、子機を使いたい部屋のコンセントに挿すだけで、子機のLANポートから有線接続が可能になります。

LANケーブルの配線が一切不要で設置が極めて簡単な反面、通信の安定性は電力線の状態に大きく左右されるという弱点があります。

PLCアダプターのメリット

  • 配線作業が一切不要
  • コンセントに挿すだけで設定完了
  • 見た目がスッキリ

PLCアダプターのデメリット

  • エアコン・電子レンジなど大型家電のノイズで速度低下しやすい
  • 同一分電盤内でしか通信できない(階が違うと使えないケースあり)
  • ノイズフィルター付きの電源タップでは使用不可
  • 実測速度は環境により大きく変動する

PLCアダプターは手軽さが魅力ですが、一人暮らしの1Kなどであれば配線距離が短いため、①のフラットLANケーブル+配線モールの方がコスパも通信品質も良い場合がほとんどです。PLCアダプターは「部屋が複数あり、配線ルートが複雑な場合」に検討するのが良いでしょう。

⑤メッシュWiFiの子機から有線接続する

メッシュWiFiは、親機と複数の子機(サテライト)が連携して家全体をカバーするWiFiシステムです。多くのメッシュWiFiの子機にはLANポートが搭載されているため、使いたい部屋に設置した子機からPCやゲーム機に有線接続ができます。

WiFi環境全体を改善しつつ、必要な機器だけ有線接続もできるため「一石二鳥」の解決策といえます。ただし、有線接続時の速度は親機と子機の間のWiFi通信速度に依存するため、純粋な有線LAN接続には及ばない点は理解しておきましょう。

⑥WiFi中継器の有線LANポートを活用する

メッシュWiFiよりも安価に試せるのが、有線LANポート付きのWiFi中継器です。ルーターから離れた場所にWiFi中継器を設置し、中継器のLANポートから有線接続します。

3,000〜8,000円程度と比較的安価ですが、通信速度はメッシュWiFiより不安定になりがちです。「まず低コストで試してみたい」という方に向いている方法です。

⑦同軸ケーブルモデムでテレビ配線を活用する

少しマニアックな方法ですが、テレビのアンテナ配線(同軸ケーブル)をLAN回線として利用することもできます。テレビ端子がある部屋同士であれば、既存の壁内配線をそのまま活用できるため、新たな配線も穴あけも不要です。

同軸ケーブルモデムを2台用意し、それぞれルーター側とPC側のテレビ端子に接続します。テレビのアンテナ信号と同時に利用できるため、テレビの視聴にも影響しません。

ただし、機器代が2万〜3万円程度かかることと、物件のアンテナ配線の状態によっては通信品質が安定しない場合がある点がデメリットです。

賃貸で有線LAN配線するときの原状回復ルール

賃貸_代替方法7つの比較表_速度と手軽さ

賃貸物件で有線LANを配線する際に最も気をつけるべきは、退去時の原状回復義務です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を踏まえて、基本ルールを確認しておきましょう。

原状回復上の問題が起きにくい方法

以下の方法は、退去時に撤去すれば原状回復上の問題が生じにくいとされています。

  • マスキングテープ+配線モール:壁紙を傷つけずに撤去可能
  • 粘着式ケーブルクリップ:綺麗に剥がせるタイプを選ぶ
  • PLCアダプター・WiFi中継器:コンセントに挿すだけなので痕跡なし
  • エアコンダクト経由:パテで埋めれば復旧可能

注意が必要な方法

一方で、以下の方法は退去時にトラブルになる可能性があるため注意が必要です。

  • ビス止め・ネジ止め:壁に穴が残るため原則NG
  • 画鋲・ピンでの固定:穴の数が多いと修繕費が発生する可能性あり
  • 強力な両面テープの直貼り:壁紙が剥がれるリスクが高い

なお、国土交通省のガイドラインでは、画鋲やピンによる小さな穴は「通常の使用による損耗」として貸主負担になるとされていますが、LANケーブル固定のために多数のピンを打つ場合は「通常の使用」の範囲を超える可能性があります。心配な方は入居時に管理会社へ確認しておくと安心です。

【用途別】おすすめの代替方法の選び方

7つの方法を紹介しましたが、「結局どれを選べばいいのか」迷う方のために、用途・状況別のおすすめを整理します。

オンラインゲーム(FPS等)で安定した回線が必要な方

賃貸_有線LAN_オンラインゲームで安定した回線が必要な方向け

Ping値の安定が最優先になるため、物理的なLANケーブル接続がベストです。①フラットLANケーブル+配線モール、②ドア隙間用ケーブル、③エアコンダクト経由のいずれかを組み合わせましょう。PLCアダプターやWiFi中継器経由では、ノイズや遅延の影響でゲーム中のラグが改善しない可能性があります。

そもそも回線速度自体が遅い場合は、LANケーブルの配線だけでは根本解決になりません。マンションのVDSL方式が原因で速度が出ないケースについては、光回線マンションタイプの配線方式の調べ方の記事で詳しく解説しています。

テレワークでWeb会議を快適にしたい方

賃貸_有線LAN_テレワークでWeb会議の安定性を求める方向け

Web会議では上り速度の安定性が重要です。①のフラットLANケーブル+配線モールがコスパ面で最適ですが、配線が面倒な場合は⑤メッシュWiFiも有力な選択肢です。メッシュWiFiなら無線環境全体が改善されるため、スマホやタブレットの通信も同時に快適になります

とにかく手軽にネット環境を改善したい方

賃貸_有線LAN_手軽にネット環境を改善したい方向け

配線作業は一切したくないという方は、⑥WiFi中継器(有線ポート付き)から試してみましょう。3,000円程度から導入でき、コンセントに挿して設定するだけです。それでも改善しない場合にはじめて、物理的な有線LAN配線を検討するという段階的なアプローチがおすすめです。

有線LANにこだわらない選択肢:回線そのものを見直す

賃貸_有線LANにこだわらない選択肢_回線そのものを見直す

ここまで有線LAN配線の方法を解説してきましたが、そもそも回線自体に問題がある場合は、有線LANに切り替えても根本的な解決にはなりません

特に以下のようなケースでは、回線の見直しを優先的に検討すべきです。

  • マンション備え付けの無料インターネットが遅い
  • VDSL方式で最大100Mbpsしか出ない
  • そもそも光回線の工事ができない物件に住んでいる

このような場合は、工事不要で使えるホームルーターやモバイルWiFiが有力な代替手段になります。最近のホームルーターは5G対応により下り最大4.2Gbps(理論値)に達するものもあり、VDSL方式の光回線を上回る実測速度が出るケースも珍しくありません。

また、光回線の工事許可が下りないケースへの対処法は、光回線の工事許可が大家さんからもらえない場合の対処法で詳しく解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. フラットLANケーブルは通常のLANケーブルより速度が落ちますか?

CAT6A以上のフラットLANケーブルであれば、通常の丸型ケーブルと同等の通信速度(最大10Gbps)を実現できます。ただし、フラットケーブルはノイズの影響を受けやすい傾向があるため、配線距離が長い場合(30m以上)はCAT6A以上の製品を選ぶのがおすすめです。一般的な賃貸の室内配線であれば、CAT6(1Gbps対応)でも十分です。

Q. 配線モールを貼った跡が退去時に問題になることはありますか?

マスキングテープを下地に貼ってからモールを設置すれば、撤去時に壁紙を傷つけるリスクは大幅に減ります。ただし、長期間貼り付けたままにすると粘着剤の跡が残る場合もあるため、退去が決まったら早めに撤去するのが望ましいです。心配な方は、入居時に管理会社へ「壁紙を傷つけない方法で配線モールを設置したい」と事前に相談しておくと安心です。

Q. PLCアダプターはどんな環境でも使えますか?

PLCアダプターは同一分電盤(ブレーカー)内のコンセント同士でのみ通信できます。マンションでは一般的に1つの分電盤で全室をカバーしているため問題になりにくいですが、戸建てで階ごとに分電盤が分かれている場合は使えないケースがあります。また、ノイズフィルター付き電源タップ経由では使用できないため、壁のコンセントに直接挿す必要があります。

Q. 管理会社に許可を取れば壁に穴を開けてLAN配線できますか?

管理会社や大家さんの許可が得られれば、壁内のLAN配線工事も可能です。ただし、退去時の原状回復(穴の補修・撤去工事)が求められる場合がほとんどです。原状回復費用は数万円〜10万円以上かかることもあるため、工事前に復旧費用の見込みと負担者(自己負担か貸主負担か)を書面で確認しておくことが重要です。

Q. そもそもLANポートがない部屋ではどうすればいいですか?

部屋にLANポート(LANコンセント)がない場合でも、ONU(光終端装置)やモデムにルーターを接続していれば、ルーターのLANポートから有線接続が可能です。ルーターが離れた場所にある場合は、この記事で紹介した方法でルーターのLANポートから使いたい場所まで配線を延長しましょう。

まとめ:賃貸でも壁に穴を開けずに有線LAN環境は作れる

賃貸物件で壁に穴を開けられなくても、有線LAN環境を構築する方法は複数あります。

最もおすすめなのは、フラットLANケーブル+配線モール(マスキングテープ下地)の組み合わせです。2,000〜5,000円程度のコストで、有線LAN本来の安定した通信品質を実現でき、退去時の原状回復も容易です。

一方で、そもそも回線自体の速度が遅い場合は、有線LANにしても改善は限定的です。マンションの無料回線やVDSL方式で速度に不満がある方は、工事不要で使える5G対応ホームルーターへの切り替えも検討してみてください。最近の5G対応ホームルーターはコンセントに挿すだけで利用でき、VDSL回線を大幅に上回る速度が出るケースもあります。

快適なネット環境は、正しい方法を知っていれば賃貸でも実現できます。自分の用途と予算に合った方法を選んで、ストレスのないネットライフを手に入れましょう。

ホームルーターと光回線のどちらが自分に合っているか迷う方は、ホームルーターと光回線どっちがいい?賃貸一人暮らしが失敗しない選び方の記事も参考にしてみてください。

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