「KT-WiMAXから値上げのお知らせが来ていた」
「お知らせを開いたけれど、結局いくら上がるのか分からない」
プラン名がずらりと並んだ表を見て、そう感じた方も多いと思います。
結論から言うと、2026年10月1日から月額が220円か330円(税込)上がります。
公式のお知らせに書かれている「+200」「+300」は税抜の数字なので、実際に払う額はそれより少し大きくなります。
もうひとつ大事なのが、解約の期限です。KT-WiMAXは毎月20日で解約の受付を締め切る仕組みなので、値上げされる前に抜けたい場合は2026年9月20日が実質の締切になります。
この記事では、自分のプランがいくら上がるのかの見分け方から、契約解除料がかかる契約とかからない契約の違い、そして9月20日までにやることまでを、公式情報をもとに整理します。
この記事でわかること
- 自分のプランが220円と330円のどちらで上がるのか
- 契約解除料が0円・3,850円・10,450円のどれになるのか
- 値上げを避けたい場合の締切(9月20日)と手続き
- 他社の値上げ幅と比べてどうなのか
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KT-WiMAXは2026年10月1日から月額が上がる

KT-WiMAXを提供するティー.ティーコーポレーションが料金改定を告知したのは、2026年7月27日のことでした。理由は「昨今の物価高騰に伴う各種費用の上昇」と説明されています。
実際に新しい料金が適用されるのは10月の利用分からなので、告知から2か月ほどの猶予がある形です。
告知の「+200」「+300」は税抜の数字
ここが最初のつまずきどころです。公式のお知らせに掲載されている改定額の表は、見出しが「月額改定額(税抜)」となっています。
つまり、表に並んでいる「+200」「+300」という数字は、そのまま請求額の増加分になるわけではありません。
| 公式の表記 | 実際に増える額 |
|---|---|
| +200円(税抜) | +220円 |
| +300円(税抜) | +330円 |
「300円くらいなら」と思って読み流すと、実際の負担を少なく見積もることになります。
月330円は1年で3,960円、3年では11,880円です。
金額の感覚をつかむときは、税込の220円・330円のほうで考えておくと実際の請求とずれません。
手続きは不要で、そのまま適用される
公式は「お客様によるお手続きは必要ございません」と案内しています。申込書を出したり、同意の返事をしたりする必要はありません。
裏返せば、こちらから断ることもできないということです。選べるのは、値上げを受け入れて使い続けるか、契約そのものを見直すかの二択になります。
改定の対象は、いま新規で申し込めるプランだけではありません。2023年8月31日に受付を終了した古いプランも、ひとつ残らず対象に入っています。
長く同じプランを使っている方ほど自分には関係ないと感じやすいのですが、むしろ真っ先に確認したい立場です。
KT-WiMAXのプラン別にいくら上がるのか

公式の改定表には20を超えるプラン名が並んでいて、正直なところ自分の契約を探すだけでも骨が折れます。
ただ、分かれ方そのものは単純です。金額を左右しているのは、プラン名にひとつの言葉が入っているかどうかだけでした。
「ギガ放題」が入っていれば330円
改定額が220円で済むのは、「KT-WiMAX FLAT 2+」で、なおかつプラン名に「ギガ放題」が付かない4つのプランだけです。
それ以外はすべて330円の値上げになります。5G対応のプランも、いま新規受付をしている「ギガ放題R5」も、例外なく330円のほうです。
| 値上げ額 | 対象のプラン |
|---|---|
| +220円 | KT-WiMAX FLAT 2+(2年) KT-WiMAX FLAT 2+(auスマホ割2年) KT-WiMAX FLAT 2+(3年) KT-WiMAX FLAT 2+(auスマホ割4年) |
| +330円 | 上記4つ以外のすべて FLAT 2+の各ギガ放題/KT-WiMAX(3年)ギガ放題/3年ギガ放題+アシスト500/ギガ放題プラス系の全11プラン(モバイル・ホーム・アシスト550・アシスト400・期間条件なし)/ギガ放題R5 |
自分のプラン名は、契約時の書面かお客様専用ページで確認できます。
「FLAT 2+」で始まっていて「ギガ放題」が付いていなければ220円、それ以外は330円。この見分け方で、ほとんどの方は判別できるはずです。
値上げ後の月額が公表されているのはR5だけ
次に気になるのが、値上げ後に月額がいくらになるのかという点だと思います。
ただ、改定後の金額が税込で公表されているのは、現在の主力である「KT-WiMAX ギガ放題R5」に限られます。
| ギガ放題R5 | 〜2026年9月 | 2026年10月〜 |
|---|---|---|
| 通常 | 4,950円 | 5,280円 |
| +5G割の適用中 | 4,268円 | 4,598円 |
「KT-WiMAX +5G割」は月682円を13か月間割り引く特典で、この割引額は改定後も682円のまま据え置かれます。
そのため、割引が効いている間でも、増える額は同じ330円です。割引が先に終わるか、値上げが先に来るかで負担の感じ方は変わりますが、上げ幅そのものは変わりません。
KT-WiMAXの契約解除料はプラン名で決まる

ここが今回いちばん大事な部分です。
同じKT-WiMAXの契約でも、解約したときの契約解除料は0円・3,850円・10,450円のいずれかに分かれます。まず効いてくるのは契約に期間の定めがあるかどうかで、期間の定めがある場合はさらに、更新月をいつ迎えたかで金額が変わります。
現行のR5と「期間条件なし」は0円
いま新規で申し込める「KT-WiMAX ギガ放題R5」には、契約期間の定めがありません。提供条件書にも「契約解除料は発生いたしません」とはっきり書かれています。
「モバイル ギガ放題プラス(期間条件なし)」「ホーム ギガ放題プラス(期間条件なし)」も同じ扱いで、解除料はかかりません。
この3つのどれかを契約している方は、更新月という考え方そのものが存在しないので、いつ解約しても契約解除料は0円です。
ただし、0円なのはあくまで解除料の話で、端末代の分割が残っていればそちらは別に請求されます。この点はあとの見出しで詳しく触れます。
3年契約は10,450円、ただし3,850円になる場合がある
一方、3年ごとの自動更新が付いているプランは事情がまったく違います。契約満了月の末日か契約更新月を外して解約すると、10,450円の契約解除料がかかります。
ただし、ここには公式サイトの料金ページには載っていない例外があります。
契約解除料は10,450円(税込)です。※令和7年7月1日以降に更新月を迎えた場合、契約解除料は3,850円(税込)となります。
KTC通信サービス重要事項説明(第37版)
同じ3年契約でも、2025年7月1日以降に更新月を迎えていれば3,850円まで下がります。
差額は6,600円で、決して小さくありません。
この注記は提供条件書のPDFにしか書かれておらず、料金プランのページには10,450円としか載っていないため、見落とされやすいところです。
更新月がいつなのかは、課金開始日を含む月を1か月目として数えます。37か月目が契約満了月、その翌月にあたる38か月目が契約更新月です。
自分がどちらの金額に当たるのかは契約時期によるので、動く前にコールセンターで確かめておくと安心です。
端末代の残債は別に請求される
解除料とあわせて確認しておきたいのが、端末代の支払いです。
「アシスト550」で購入している場合は月605円を36回、「アシスト500」なら月550円を30回に分けて払う仕組みで、途中で解約すると残りの月数分がまとめて請求されます。
たとえば、アシスト550で、分割があと20か月残っている場合。
605円 × 20か月 = 12,100円が、一括で請求されます。
この請求は、解除料が0円のプランを使っている方にも同じようにやってきます。「解約は無料だから」と考えていると、思わぬ金額を目にすることになります。
月330円の値上げを避けるつもりが1万円以上を一度に払うことになっては、かえって負担が増えてしまいます。解約を考えるなら、解除料と端末残債の両方を先に把握しておくと安全です。
WiMAXの端末残債がどう請求されるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

値上げを避けたいなら9月20日が締め切り

ここは他社の記事を読んでいると見落としやすいところです。KT-WiMAXには、解約の申し出を毎月20日で締め切るルールがあります。
値上げが始まる前に抜けたい場合、動ける期限は10月ではなく9月のうちに来ます。
20日を過ぎると解約は翌月末になる
公式の提供条件書には「毎月20日までに電話、またはお客様専用ページにてご連絡いただいた場合、当月末日に解約があったものといたします」と書かれています。
つまり、9月20日までに連絡すれば9月末で解約になり、10月分の料金は発生しません。
| 連絡した日 | 解約日 | 値上げ後の料金 |
|---|---|---|
| 2026年9月20日まで | 2026年9月30日 | かからない |
| 2026年9月21日〜10月20日 | 2026年10月31日 | 10月分がかかる |
連絡が1日ずれるだけで、支払う料金がひと月分変わります。
解約すると決めているなら、9月20日までに電話かお客様専用ページで連絡を済ませておいてください。
なお、解約の受付は電話とお客様専用ページのみで、店頭では手続きできません。
解除料の免除期間は案内されていない
値上げに合わせて契約解除料を免除する期間を設けるプロバイダもありますが、KT-WiMAXの告知にはそうした案内が見当たりません。
公式のお知らせに書かれているのは改定内容と改定時期、問い合わせ先の3つだけで、改定を理由に解約する場合の救済措置には触れられていません。
つまり、3年契約を続けている方は、値上げが理由であっても、契約満了月の末日か契約更新月を外して解約すれば解除料がかかります。
ただ、現行のR5や期間条件なしのプランはもともと0円なので、免除期間がなくても実質的な影響はありません。困るのは古い3年契約を続けている場合に限られます。
他社のWiMAXと比べると値上げ幅は小さい

2026年10月に値上げするのはKT-WiMAXだけではありません。WiMAXを扱う主要なプロバイダが、そろって同じ10月1日の料金改定を公式に発表しています。
各社の値上げ額を並べてみると、KT-WiMAXの位置づけが見えてきます。
| プロバイダ | 値上げ額 |
|---|---|
| Broad WiMAX | +630円 |
| GMOとくとくBB WiMAX +5G | +605円 |
| カシモWiMAX | +594円 |
| BIGLOBE WiMAX +5G | +330円 |
| エディオンネット | +330円 |
| KT-WiMAX | +220〜330円 |
各社の料金改定の告知:Broad/GMOとくとくBB/カシモ/BIGLOBE/エディオンネット/KT-WiMAX
こうして並べると、KT-WiMAXの値上げ幅はこの中で最小クラスにあたります。330円のプランならBIGLOBEやエディオンネットと同水準で、いちばん大きいBroad WiMAXとの差は月300〜410円になります。
3年に換算すると10,800〜14,760円の違いですから、「値上げされるなら他社へ」と考える前に、移った先の改定後の金額まで見ておきたいものです。
他社の値上げ状況をまとめて確認したい場合は、こちらの記事で各社の改定額と解約無料の期間を整理しています。

KT-WiMAXに留まるか、他社へ乗り換えるか

値上げ幅は小さく、乗り換え先も同じ時期に上がっています。それでも動く価値があるかどうかは、契約の中身によって変わってきます。
分かれ目になるのは、契約解除料と端末代がいくら残っているかという2点です。
| KT-WiMAXに留まる | 他社へ乗り換える | |
|---|---|---|
| メリット | 事務手数料や新しい端末代がかからない 手続きの手間がない 値上げ幅は主要各社のなかで小さいほう | 乗り換え先の特典を受けられる 通信環境を選び直せる 支払い方法の選択肢が広がる |
| デメリット | 改定後の月額を払い続ける +5G割が終わると負担がさらに増える | 事務手数料と新しい端末代がかかる 3年契約なら解除料が発生する 端末代の残債が一括請求になる |
| 向いている人 | 3年契約で更新月がまだ先 端末代の分割が残っている いまの通信品質に不満がない | 解除料が0円のプランを使っている 端末代を払い終えている 速度や電波に不満がある |
同じ期間の総額で比べる
条件をひとつずつ眺めていても、なかなか答えは出てこないものです。遠回りに見えますが、同じ期間で両方の総額を出して並べるのがいちばん早く決着します。
留まる場合
改定後の月額 × 24か月
乗り換える場合
契約解除料 + 乗り換え先の月額 × 24か月 + 事務手数料 + 新しい端末代 − 受け取れる特典
※いまの端末代の残債は、留まっても乗り換えても払う金額なので両方から除いています。ただし解約すると残りの月数分が一括請求に変わるため、支払いのタイミングは別に考えてください。
この式に自分の数字を入れれば、どちらが安いかは見えてきます。見落としやすいのは乗り換え先の事務手数料と新しい端末代で、KT-WiMAXの事務手数料が3,300円であるように、移った先でも同じような費用がかかります。
差が小さかった場合は、手続きの手間を考えると動かないほうが確実です。
乗り換えを考える価値があるケース
逆に、次のどれかに当てはまるなら動く価値があります。
- ギガ放題R5や「期間条件なし」など、契約解除料が0円のプランを使っている
- 端末代の分割を払い終えている、または残りがわずか
- 3年契約で、ちょうど更新月が近い
- 通信速度や電波状況にもともと不満がある
乗り換え先を探すなら GMOとくとくBB WiMAX +5G
、クレジットカード以外の支払い方法を希望するなら口座振替に対応した BIGLOBE WiMAX +5G
が候補になります。
ただし、どちらも10月に値上げしますし、GMOとくとくBBの上げ幅は605円とKT-WiMAXより大きくなります。比べるときは必ず改定後の金額で計算してみてください。
乗り換え先の候補に挙がりやすいGMOとくとくBB WiMAXも10月に値上げします。改定の内容と解約金が無料になる期間は、こちらで整理しています。

確認や手続きの問い合わせ先

ここまで読んで「結局、自分の契約がどれに当たるのか分からない」と感じた方もいると思います。プラン名も解除料も更新月も、契約書類を探すよりコールセンターに聞いてしまったほうが早く片づきます。
しかも、KT-WiMAXの窓口はフリーダイヤルなので、通話料を気にせずに済みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-980-886(携帯電話・PHSからも利用可) |
| 受付時間 | 10:00〜20:00(メンテナンス日を除く年中無休) |
| Web | お客様専用ページ |
| 店頭 | 解約手続きは受付不可 |
せっかく電話をかけるなら、一度で必要なことを聞き終えてしまいたいところです。思いついた順に尋ねていくと、切ったあとで「あれも聞けばよかった」となり、そのたびにまた待たされることになります。
次の4つをメモしてからかけると、話が早く進みます。
- プラン名と、10月からの値上げ額
- 契約解除料がかかるか、かかるなら10,450円か3,850円か
- 次の契約更新月がいつか
- 端末代の分割があと何か月残っているか
この4つがそろえば、留まるか動くかを自分で計算できます。
なかでも②は、公式サイトの料金ページを読んでも分からない部分です。10,450円と3,850円では6,600円も違うので、3年契約を続けている方は、ここだけでも聞いておく価値があります。
よくある質問(FAQ)
動く前にKT-WiMAXのプラン名を確かめる

値上げそのものは、こちらの意思では避けられません。ただ上げ幅は主要なプロバイダのなかでは小さいほうで、いまの主力プランを使っているなら、いつ解約しても契約解除料はかかりません。
判断が分かれるのは、3年ごとの自動更新が付いた古いプランを続けている場合です。
この記事の要点
- 2026年10月1日から月額が220円か330円(税込)上がる。公式の「+200」「+300」は税抜表記
- 220円で済むのは「FLAT 2+」でギガ放題が付かない4プランだけ。それ以外は330円
- ギガ放題R5と「期間条件なし」は契約解除料が0円。3年契約は契約満了月の末日と契約更新月なら0円、それ以外は10,450円(更新月が2025年7月以降なら3,850円)
- 値上げを避けたいなら9月20日までに連絡する。21日以降は解約が10月末になる
- 解除料の免除期間は告知されていない。端末代の残債は解約時に一括請求される
まずはお客様専用ページを開いて、自分のプラン名を確かめるところから始めてみてください。そこさえ分かれば、値上げ額も解除料も、9月に動くべきかどうかも順に見えてきます。
一度のぞいてみてくださいね。
GMOとくとくBB WiMAXが気になった方へ
この記事で解説した通り、工事不要ですぐ使えて、5G対応・データ無制限のGMOとくとくBB WiMAXはコスパの面でも優秀です。
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