GMOとくとくBBでドコモ光を申し込むとき、1ギガと10ギガのどちらにするかで手が止まります。
速いほうがいいのは分かっていても、毎月の負担がどれだけ変わるのかが見えないと決めきれません。
10ギガにするかどうかは、住んでいるのが戸建かマンションかで判断が大きく変わります。1ギガからの差額が戸建なら月660円なのに対し、マンションでは月1,980円と3倍になるためです。
同じ10ギガでも、負担の感じ方はまったく違ってきます。
この記事では、契約する前に確かめておきたい判断材料を、ドコモ光の公式料金とGMOとくとくBBの条件から整理します。
10ギガプランが必要なのはどんな人で、1ギガのままで足りるのはどんな人か。速度のスペックではなく、支払う金額と使い方から見分けられるようにまとめました。
この記事でわかること
- 10ギガにすると月額がいくら上がるのか(戸建とマンションで3倍違う)
- GMOとくとくBBのルーターが1ギガは0円、10ギガは月額190円になること
- 10ギガが必要な使い方と、1ギガで足りる使い方の分かれ目
- 解約したときの負担が1ギガより重くなる点
- 提供エリアが限られていることと、その調べ方
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ドコモ光10ギガが必要な人と1ギガで足りる人

10ギガを選ぶ価値があるのは、「1ギガでは足りない使い方をしている人」に絞られます。
裏を返せば、いま特に不満なく使えているなら、急いで変える理由は見当たりません。まずは自分がどちらに当てはまるかを確かめてみてください。
10ギガにする意味がある使い方
回線そのものがボトルネックになっていて、1ギガの帯域を継続的に使い切っている場合は、10ギガにすると改善が見込めます。
逆にいえば、この条件に当てはまらないときは効果が出にくいところです。
- 有線でつないで測っても1ギガの上限近くまで出ていて、それでも足りない
- 多数の端末で大容量の通信が同時に続く時間帯がある
- 数十GB単位のファイルを日常的にアップロードする
1ギガのままで困らない使い方
反対に、次のような使い方であれば10ギガにしても違いを感じにくいところです。
回線ではなく別の部分が原因で遅くなっているケースも多く、その場合はプランを上げても解決しません。
- 動画を1〜2台で見る、Web会議に出る、といった一般的な使い方
- 実測が数百Mbpsで足りていて、不満は特にない
- 遅いと感じるのが特定の時間帯や特定の部屋だけ
10ギガはあくまで理論上の最大値で、実際に出る速度は環境によって変わります。
Wi-Fiの規格や機器が対応していなければ、回線だけ速くしても手元の速度は変わりません。
プランを上げる前に、いまどれくらい出ているかを測っておくと判断しやすくなります。
1ギガと10ギガの技術的な違いをもう少し詳しく知りたい場合は、こちらで解説しています。

キャンペーンの内容は時期によって変わります。申し込み前の最新の条件は GMOとくとくBBドコモ光
の公式サイトで確認できます。
ドコモ光10ギガをGMOで使うと月額はいくら上がるのか

10ギガが向いていそうだと感じた場合も、決める前に金額を見ておきたいところです。
毎月どれだけ増えるのかが分かれば、その差を払う価値があるかどうかを具体的に判断できます。
10ギガの月額は戸建もマンションも同じ
押さえておきたいのは、10ギガの月額が住居タイプで変わらないという点です。GMOとくとくBBはタイプAにあたるので、10ギガなら6,380円になります。
| 料金プラン | 戸建 | マンション |
|---|---|---|
| ドコモ光 1ギガ タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
| ドコモ光 10ギガ タイプA | 6,380円 | 6,380円 |
| 差額 | +660円 | +1,980円 |
いずれも定期契約ありの税込価格です。
1ギガは戸建とマンションで料金が分かれているのに、10ギガは一律のため、もともと安いマンションほど上げ幅が大きくなります。
10ギガにはタイプBや単独タイプもあります。
タイプBは6,600円、プロバイダを自分で契約する単独タイプは5,940円です。
GMOとくとくBBを選ぶ場合はタイプAなので、この記事では6,380円を基準に話を進めます。
ここに、あとで触れるルーターのレンタル料が加わります。
1ギガでは0円だったものが10ギガでは月額190円になるため、実際の増加分はもう少し大きくなると考えておいてください。
定期契約なしを選ぶと差はさらに開く
上の表は2年契約を前提にした金額です。契約に縛られたくないという理由で定期契約なしを選ぶと、10ギガ タイプAは8,030円になり、定期契約ありとの差は月1,650円になります。
短く使うつもりでも、この差は思ったより早く効いてきます。更新月以外に解約したときの解約金は5,500円なので、おおよそ4か月以上使うなら、解約金を払ってでも定期契約ありのほうが安く収まります。
1年以内に引っ越す可能性があっても、提供エリア内への転居なら移転手続きで契約を続けられることがあります。
マンションと戸建でドコモ光10ギガの割高感はまるで違う

月々の差は小さく見えても、契約は年単位で続きます。長い目で見たときにどれだけ変わるのかを先に確かめておきます。
2年で見るとマンションは5万円以上の差になる
差額を1年に置き換えると、判断が変わってくる人もいると思います。ルーター代の190円まで含め、キャンペーンを適用しない通常料金で計算すると次のようになります。
| 住居 | 月額の増加 | 1年で | 2年で |
|---|---|---|---|
| 戸建 | 850円 | 10,200円 | 20,400円 |
| マンション | 2,170円 | 26,040円 | 52,080円 |
マンションで10ギガを2年使うと、1ギガのままより5万円以上多く払う計算になります。
戸建の2万円と比べると、同じ「10ギガにする」という選択でも重みがかなり違います。
この試算に含めているのは月額の差だけです。
1ギガから10ギガへ変更する場合は工事が必要で、工事料は11,660円(設備状況によっては22,000円)かかります。
ただし工事料が無料になる特典や、基本料金が最大6か月間500円になるキャンペーンが実施されていることもあるため、申し込み前に公式で条件を確かめてください。
10ギガに変えるメリットとデメリット
ここまでの条件を、良い面と負担の面に分けて並べておきます。
判断に迷ったときは、この表の右側を許容できるかどうかで考えると決めやすくなります。
| 観点 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 速度 | 同時接続が多くても余裕が出る | 対応機器がないと体感は変わらない |
| 月額 | 戸建は差額660円に収まる | マンションは差額1,980円 |
| ルーター | 38か月目以降は自分のものになる | 月額190円が別途かかる |
| 導入 | プラン変更として手続きできる | 工事が必要で工事料がかかる |
| 解約時 | 解約金は5,500円で戸建の1ギガと同額 | 未返却は22,000円。買取への切り替えもできない |
| エリア | 対応エリアは順次拡大している | 住所によっては契約できない |
もっとも、マンションの場合はその前に確かめることがあります。いまの住戸までの配線がVDSL方式のままでは、10ギガの速度は利用できません。
光配線方式へ切り替えられるかどうかは、提供エリアと建物の設備、管理会社の承諾によって決まります。

GMOとくとくBBの10ギガはルーターが月額190円かかる

GMOとくとくBBのWi-Fiルーターは、1ギガなら無料でレンタルできます。ところが10ギガでは扱いが変わり、月額190円(税込)が発生します。
- 出荷した当月は無料で、翌月から料金が発生する
- 使い始めたかどうかに関係なく、翌月から課金される
- 日割りの計算はない
- 37か月目まで料金が発生し、38か月目以降は無料になって所有権が移る
発送した月は無料なので、実際に払うのは36か月ぶんです。
190円×36か月で6,840円になり、38か月目以降はルーターがそのまま自分のものになります。
なお、1ギガで使っていたルーターを流用しても、10ギガの速度は出せません。ドコモも、最大10Gbpsで接続するには対応したルーターを用意するよう案内しています。
プランを変えるなら、ルーターの入れ替えもセットで考えておく必要があります。

GMOの10ギガは解約するときの負担も1ギガより重い

見落とされがちですが、10ギガは辞めるときの条件も1ギガとは違います。契約する前に、出口の負担も見ておいたほうが安心です。
| 項目 | 1ギガ | 10ギガ |
|---|---|---|
| 解約金(マンション) | 4,180円 | 5,500円 |
| 解約金(戸建) | 5,500円 | 5,500円 |
| ルーター未返却時 | 11,000円 | 22,000円 |
| 期限後に買取へ変更 | 3,300円で可能 | 対象外 |
解約金はマンションで1,320円の差ですが、大きいのはルーターのほうです。
返却が遅れた場合、1ギガなら11,000円のところ10ギガは22,000円になります。
解約金そのものは、契約満了月とその翌月・翌々月であれば発生しません。
自分の契約満了月がいつなのかは、My docomoの「ご契約内容確認・変更」画面で確かめられます。
1ギガのルーターは、返却期限を過ぎたあとでも解約月の翌月末日の前日までに申請すれば、3,300円の買取に切り替えられます(未返却補償料が請求されたあとは変更できません)。
ところが10ギガのルーターは買取の対象外で、期限を過ぎると22,000円が確定します。
減額にも返金にも応じてもらえないため、返し忘れたときの痛手が大きくなります。
返却期限は解約月の翌月20日で、その日までにGMOとくとくBB側で到着が確認できている必要があります。発送日ではなく到着日で判定されるため、余裕を持って送ってください。
また、月末にドコモ光の解約を申し込むと、ドコモからGMOとくとくBBへの通知が翌月にまたぐため、ルーターの解約が解約月の翌月末になることがあります。この場合、190円が1か月ぶん余分に請求されます。
ドコモ光10ギガの提供エリアは限られている

ここまでの話は、そもそも10ギガが使える場所に住んでいることが前提になります。10ギガはNTT東日本・NTT西日本のサービス提供地域のうち、一部のエリアでしか提供されていません。
都市部でも、同じ市内で使える地域と使えない地域が分かれていることがあります。
住所単位で判定されるため、隣の建物では使えても自分の住所では対象外、ということも起こります。
エリアの判定は、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光公式サイトにある提供エリア検索で調べられます。ドコモ光はこの設備を使うため、フレッツ光で10ギガが提供されていない住所では契約できません。申し込みの前にここで確認しておくと、手続きが途中で止まらずに済みます。
マンションの場合は、エリア内であっても建物の設備が対応していなければ利用できません。設備の状況は管理会社かオーナーに確認することになります。
戸建であれば、エリア内なら基本的に工事をして導入できます。
なお、10ギガの契約に切り替えると、いま使っている1ギガの設備をそのまま流用できるとは限りません。
宅内の機器を入れ替える工事が必要になる場合があるため、申し込み時に工事の有無と日程を確認しておくと、開通までの見通しが立ちます。
GMOとくとくBBドコモ光そのものの向き不向きを先に確かめておきたい場合は、条件を原因ごとに整理したこちらもどうぞ。

よくある質問(FAQ)
ドコモ光10ギガをGMOで選ぶかは住居と使い方で決まる

この記事の要点
- 10ギガが効くのは、1ギガの帯域を継続的に使い切っている人
- 1ギガとの差額は戸建660円、マンション1,980円(タイプA・税込)
- GMOのルーターは10ギガだと月額190円。通常料金での増加は戸建850円・マンション2,170円
- 未返却時は22,000円で、1ギガと違い買取に切り替えられない
- 提供エリアは一部に限られ、住所単位で判定される
いまの回線でどれくらい速度が出ているかを一度測ってみると、10ギガが要るのかどうかは見えてきます。
数百Mbpsで足りているなら、その差額は別のところに回したほうが納得できるかもしれませんね。
GMOとくとくBBドコモ光が気になった方へ
この記事で解説した通り、
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