「タイプVとタイプG、どっちが自分のマンション?」
「同じauひかりなのに、なんで名前がこんなに分かれてるの?」
調べ始めると型番のような名前が並んでいて、どれが自分に関係するのか分からなくなります。
いちばん大きな差は、月額が同じでも最大速度が6倍以上ちがうところです。
タイプVとタイプG(G契約)は、どちらも同じ条件で比べると月4,180円。それでいて速度の上限は100Mbpsと664Mbpsに分かれます。
この記事では、タイプごとの料金と速度をまず一覧で見比べたうえで、比べられることの多いタイプVとタイプGの違い、自分がどれに当たるかの調べ方まで整理します。
この記事でわかること
- タイプ別の月額と最大速度を並べた一覧
- タイプVとタイプGの違いと、同じ「タイプG」でも2種類ある理由
- 同じタイプなのに料金が変わる「契約数」の仕組み
- 「お得プラン」で本当に安くなるのはどのタイプか
- 自分のマンションのタイプを郵便番号から調べる手順
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auひかりマンションタイプの料金と速度は一覧で見比べる

auの公式サイトは、タイプごとに料金ページが分かれています。速度は別のページに載っているため、両方を並べて見るには何ページも行き来することになります。
そこで、月額の安い順に料金と速度をまとめました。
| タイプ | 月額(ネットのみ) | 最大速度(下り) | 部屋までの配線 |
|---|---|---|---|
| タイプE | 3,740円 | 100Mbps | 棟内LAN |
| タイプV | 4,180円 | 100Mbps | 電話線 |
| タイプG(V契約) | 4,180円 | 100Mbps | 電話線 |
| 都市機構(DX) | 4,180円 | 100Mbps | 電話線 |
| タイプG(G契約) | 4,180円 | 664Mbps | 電話線 |
| 都市機構G(DX-G) | 4,180円 | 664Mbps | 電話線 |
| タイプF | 4,290円 | 100Mbps | 棟内の光配線 |
| マンション ギガ | 4,455円 | 1Gbps | 光ファイバー |
| マンション ミニギガ | 5,500円 | 1Gbps | 光ファイバー |
表を上から見ていくと、料金の順番と速度の順番がそろっていないことに気づきます。
同じ4,180円のなかに100Mbpsと664Mbpsが混ざっていて、4,290円のタイプFは光配線なのに100Mbpsです。
つまり「高いほうが速い」でも「光配線だから速い」でもありません。自分の建物がどのタイプなのかを特定しないと、料金も速度も決まらないということです。
なお都市機構には16Mという区分もあり、こちらは最大16Mbps。料金の体系そのものが別で、2年契約のお得プランAもありません。そのため上の表には入れていません。
表の数字を自分の感覚に置き換えるには、いま使っている回線が何Mbps出ているかを知っておくと役に立ちます。Fast.comなら開くだけで測れます。
測り方や出た数字の見方はこちらにまとめています。

表の右端にある配線の違いは、auひかりに限らず光回線全体に共通する話です。仕組みから知りたい場合はこちらで図解しています。

マンションタイプで多いタイプVとタイプGは何が違うのか

表のなかで比べられることが多いのが、タイプVとタイプGです。この2つは名前が近いだけでなく、条件をそろえると料金まで同じなので混同しやすいところです。
タイプVとタイプGは月額が同じで速度だけ違う
どちらも部屋までは電話線を使っていて、月額も同じ4,180円です。それなのに速度の上限だけが分かれます。
| タイプV | タイプG(G契約) | |
|---|---|---|
| 月額(ネットのみ・16契約以上) | 4,180円(お得プランA/標準プラン) | 4,180円(お得プラン)/5,390円(標準プラン) |
| 最大速度(下り) | 100Mbps | 664Mbps |
| 最大速度(上り) | 100Mbps | 166Mbps |
| 部屋までの配線 | 電話線 | 電話線 |
| プランの名前 | お得プランA | お得プラン |
| 契約解除料 | 2,290円 | 2,730円 |
同じ線を使っていて料金も同じなら、タイプGのほうが有利に見えます。実際、建物の設備が新しくなるとタイプVからタイプGへ移っていく仕組みになっています。
auの説明では、タイプVで申し込んだあと、マンションの棟内設備の導入が完了すると自動的にタイプG(V契約)へ切り替わるとされています。
同じタイプGでもG契約とV契約で速度が違う
ここが混乱しやすいところです。タイプGには「G契約」と「V契約」の2種類があります。名前は同じタイプGでも、中身は別物です。
- G契約/下り664Mbps・上り166Mbps。タイプGの本来の速度
- V契約/下り100Mbps・上り100Mbps。料金はタイプVと同じ扱い
設備がタイプGに切り替わっても、契約がV契約のままだと速度は100Mbpsで止まります。自動では上がりません。「タイプGなのに遅い」と感じる場合、ここが原因のことがあります。
V契約からG契約へは手続きで変更できる場合があります。ただし対応しているかどうかはプロバイダによって違い、auはau one netのほか@nifty・So-net・BIGLOBEの窓口を案内しています。
それ以外のプロバイダで契約している場合は、変更に対応していないことがあります。契約先の案内を確認してみてください。
G契約でも、他社の同じ規格の設備による干渉や建物内の配線距離によって、上り下りとも最大100Mbpsで提供される場合があるとauが注記しています。664Mbpsは条件がそろったときの上限です。
変更の手続きや、契約後に速度が出ないときの切り分けは、こちらで詳しく扱っています。

同じマンションタイプでも契約数で料金が変わる

一覧の金額には、もうひとつ条件が付いています。auの料金ページは「16契約以上」と「8契約以上」でタブが分かれていて、同じタイプでも金額が変わります。
| タイプ(ネット+電話) | 16契約以上 | 8契約以上 |
|---|---|---|
| タイプV | 4,950円 | 5,280円 |
| タイプG(G契約・お得プラン) | 4,950円 | 5,280円 |
| タイプE | 4,510円 | 4,840円 |
この「契約数」は、いま何人が使っているかではありません。auの説明事項には「契約数はマンション導入時における見込み数となります」と書かれています。
建物にauひかりを入れたときに見込まれた数なので、あとから住人が増えても減っても区分は変わりません。
比較サイトの一覧表は、たいてい安いほう(16契約以上)だけを載せています。実際の請求と食い違うことがあるので、金額を確かめるときは料金ページのタブがどちらになっているかを見てください。
「お得プラン」で安くなるのはauひかりのタイプG系だけ

表に載せた個別型の主なタイプには、2年契約の「お得プラン(お得プランA)」と契約期間のない「標準プラン」があります。名前だけ見ると前者が安そうですが、月額が実際に下がるのはタイプG系だけです。
お得プランはネット4,180円、標準プランはネット5,390円。月額が1,210円違います。2年の縛りを受け入れるかどうかが、そのまま金額に表れます。
auは「『お得プランA』『標準プラン』のどちらも利用料は同じです」と明記しています。違うのは、家の設備トラブルに対応する「おうちトラブルサポート」が付くかどうかだけです。標準プランでこれを付けると440円/月かかります。
つまり表に載せたタイプV・E・F・ギガ系では、2年契約にしても月々の支払いは変わりません。付いてくるのはサポートで、そのぶん途中でやめると解約金がかかります。
サポートが要らないなら、契約期間のない標準プランを選んでも損にはならないということです。
どのプランで申し込めるか、いくら戻ってくるかは窓口によっても変わります。キャンペーンの中身は時期で入れ替わるので、申し込む前にGMOとくとくBBのauひかり
で今の条件を見ておくと判断しやすくなります。
自分のauひかりマンションタイプを調べる方法

ここまでの表を自分に当てはめるには、建物のタイプを特定する必要があります。auの提供エリア検索を使うと、郵便番号から確認できます。
①住居タイプで「マンション/アパートなど」を選ぶ ②郵便番号を入れる(必須) ③「エリアを確認する」を押して、表示された一覧から自分の建物を選ぶ
入力欄には固定電話番号もありますが、こちらは任意です。auの案内では「現在ご利用の固定電話番号を継続利用したいお客さまは入力してください」となっているので、電話を引き継ぐ予定がなければ空欄で進められます。
郵便番号が分からないときのために、都道府県から順に絞り込む入り口も用意されています。
検索しても建物の名前が出てこないことがあります。
その場合は、auひかりの設備がまだ入っていない可能性があります。
auひかり マンションは「すでにauひかりの設備を導入済の集合住宅にお住まいの方を対象としたサービス」だとauが説明しています。設備は建物に対して導入されるものなので、住人が個別に申し込んで増やすという進め方にはなりません。
すでにauひかりを使っている場合、このページから速度やプランの変更はできません。auも「速度やプラン変更は、本ページからはお手続きできません」と明記しています。
契約中のタイプを知りたいときは、My auにログインして契約内容を確認してください。
100Mbpsのマンションタイプだったときにできること

調べた結果が100Mbpsのタイプだと、遅いのではと不安になります。ただ、この数字で足りるかどうかは家での使い方によって変わります。
タイプは自分で選べないので、優劣というより「向き・不向き」として整理しました。
その前に押さえておきたいのが、100Mbpsは技術規格上の最大値で、実際に出る速度を約束するものではないという点です。auも、利用する機器や宅内の配線によって速度が大幅に下がる場合があると明記しています。
下の表は「実際に測った速度がその用途に足りていれば」という前提で読んでください。
| 100Mbpsのタイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 月額 | タイプEなら3,740円と、上限の高いタイプより安い | タイプV・タイプG(V契約)は4,180円で、664Mbpsのタイプと同額 |
| ふだんの使い方 | 動画・SNS・ビデオ会議は不足を感じにくい | 家族の同時利用や高画質の動画が重なると足りなくなる |
| この先 | タイプG(V契約)はG契約へ変更できる場合がある(プロバイダによる) | タイプE・Fは提供タイプが変わるのを待つか、別の回線を検討することになる |
- スマホとパソコンで動画を見る、SNSを見る
- 在宅勤務でビデオ会議に参加する
- つなぐ機器が2〜3台に収まっている
- オンラインゲームをする(下の補足も参照)
- ライブ配信など、送る側のデータ量が多い
- 家族で同時に高画質の動画を見る
オンラインゲームについては、Mbpsだけで判断できません。操作が相手に届いて返ってくるまでの時間を表す「Ping値」が影響するためで、100Mbpsのタイプでもここが小さければ快適に遊べることがあります。
Ping値まで見たいときは、みんなのネット回線速度で同じ画面から確認できます。
判断に迷うときは、いま使っている回線をFast.comで測って、その数字で困っていないかを確かめてみてください。測り方の記事もあわせてどうぞ。
タイプGのV契約なら、プロバイダによっては手続きでG契約に上げられます。タイプVも、建物の設備が対応するとタイプG(V契約)へ移る場合があります。
タイプEやタイプFは、提供タイプが変わるのを待つか、別の回線を検討することになります。工事のいらないホームルーターなど、選択肢は光回線だけではありません。
よくある質問(FAQ)
auひかりマンションタイプは料金と速度をセットで見る

タイプの名前だけを見比べても違いは分かりません。料金と速度を並べて初めて、同じ金額でも中身が違うことが見えてきます。
この記事の要点
- ネットのみの月額は3,740円〜5,500円。料金の順番と速度の順番はそろっていない
- タイプVとタイプG(G契約・お得プラン)は同じ4,180円でも、上限が100Mbpsと664Mbps
- 同じタイプGでもV契約は100Mbps。手続きでG契約に変更できる
- 同じタイプでも契約数の区分で金額が変わる
- 「お得プラン」で月額が下がるのはタイプG系だけ。表に載せたほかのタイプはサポートの有無の違い
提供エリア検索で自分の建物のタイプを確かめて、必要ならFast.comやみんなのネット回線速度で今の速度も測ってみてください。
その2つがそろえば、いまの環境と比べてどうなのかが見えてきます。
一度のぞいてみてくださいね。
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