「値上げのお知らせが届いた」
「解約金が無料になるうちに動いたほうがいいのだろうか」
締切があると聞くと、落ち着かない気持ちになりますよね。
結論からお伝えすると、2026年10月1日から月額が605円(税込)上がります。
原則としてすでに契約している人にも自動で適用されます。
ただし、月額390円キャンペーンを適用中なら、特典が終わるまでは据え置きです。
あわせて2026年8月21日から9月20日までの解約は契約解除料が無料になります。
ただし、これは全員に意味があるわけではありません。そもそも解除料が0円の人も多いためです。
この記事では自分が対象かどうかの判定と、動いた場合の損得を公式情報から整理します。
この記事でわかること
- 自分が解約金の免除の対象かどうかの判定方法
- 10月に値上げされない人がいる理由
- 解約して浮く額と、引き換えに失う額
- 9月20日までに何をすればいいか
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GMOとくとくBB WiMAXは2026年10月から605円上がる

GMOとくとくBBは2026年7月29日に料金改定のお知らせを公開しました。
実際に新しい料金が適用されるのは10月の利用分からなので、判断までにはまだ時間があります。
全プランが対象で手続きは不要
公式は「すべての料金プランが改定の対象となります」と明記しており、プランによる例外は設けられていません。
加算されるのは一律605円(税込)。安いプランを選んでいる人ほど、上がり幅の重みを感じることになります。
ここで注意しておきたいのが、対象はWiMAXだけではないという点です。
公式の対象サービス一覧にはとくとくBBホームWi-Fiも並んでいるため、「うちはWiMAXじゃないから関係ない」と読み飛ばしてしまうと、10月の請求で初めて気づくことになりかねません。
手続きは必要なく、こちらから断ることもできません。
公式は「改定後の月額料金は2026年10月ご利用分より自動的に適用されます」としています。
正式な通知と改定後の契約書面は順次再交付されるため、まだ通知が届いていなくても対象です。
日割り計算はされない
お知らせの末尾に、見落とされやすい一文が添えられています。
公式は「本ページに記載の料金は、すべて日割り計算いたしません」としています。
つまり、10月1日に解約しようが月末に解約しようが、605円は満額かかります。
「10月に入ってから、実際の請求額を見て考えよう」。そう思って先送りすると、その時点で1か月分を丸ごと負担することが決まってしまいます。
GMOとくとくBBの「解約金無料」は誰にでも当てはまらない

ここがこの記事で最も伝えたい部分です。
「解約金無料」という言葉だけが独り歩きしていますが、免除の対象は契約解除料の設定があるプランに限られます。
つまり、そもそも払う予定のなかった人にとっては何も変わりません。
公式の条件を正確に読む
公式のお知らせにはこう書かれています。
契約解除料の設定があるプランをご利用中のお客さまに限り、改定前月の2026年8月21日から2026年9月20日までの解約については、更新期間に関わらず契約解除料を無料といたします
「に限り」という言葉が入っています。
解除料がもともと0円の人にとっては、免除という点でのメリットがありません。
ただし、9月末で解約して10月分を避けたい場合は、後述するとおり9月20日が締切になります。
申し込み時期で判定する
では自分はどちらなのか。判定の材料は、申し込んだ時期と契約からの経過月数の2つだけです。
公式のよくある質問に掲載されている区分を表に整理しました。
| 申し込み時期 | 解約のタイミング | 解除料 | 免除で浮く額 |
|---|---|---|---|
| 2022年7月1日以降 | 1〜24か月目 | 1,100円 | 1,100円 |
| 2022年7月1日以降 | 25か月目以降 | 0円 | 0円 |
| 2022年6月30日以前 | 更新月の期間内 | 0円 | 0円 |
| 2022年6月30日以前 | 更新月以外 | 10,450円 | 10,450円 |
| 2022年6月30日以前 | 2025年7月1日以降に更新月を迎えた後の更新月以外 | 3,300円 | 3,300円 |
2022年7月1日以降に申し込み、契約起算月の翌月を1か月目として25か月目以降なら解除料は0円です。
この場合、免除期間に動いても浮く金額はありません。24か月目までなら1,100円が浮きます。
2022年6月30日以前の契約は年数では判断できません。更新月以外なら10,450円または3,300円がかかるため、BBnaviで更新月を確認してみてください。
自分の契約プランと更新月は、会員ページのBBnaviか契約書面で確認できます。
判断がつかない場合は、公式のAIチャットで会員情報を入力すると個別の案内を受けられます。
10月に値上げされない人もいる

「10月から全員が上がる」と読んでしまいがちですが、実際にはそうとも限りません。
特定のキャンペーンを適用中の人は、しばらく値上げの影響を受けずに済みます。
月額390円キャンペーンは6か月間そのまま
公式のお知らせにはこう書かれています。
月額390円キャンペーンの特典を適用中のお客さまは、特典適用期間中(ご利用開始から6ヶ月間)は、これまでどおり特典価格が続きます
目安になるのは2026年5月以降に利用を開始し、10月時点でも特典期間中の人です。
この条件に当てはまるなら、10月の請求を開いても金額はこれまでどおり。値上げは特典が切れるまで先送りされます。
やっかいなのは、月数の数え方が申し込んだ窓口や条件によって変わることです。
「たしか5月ごろだった気がする」という記憶頼みだと判断を誤りやすいので、境目にあたりそうな方は契約書面で特典の終了月を確かめておくと安心です。
特典が終わると一気に上がる
とはいえ、据え置かれるのは特典期間中だけで、値上げそのものを免れるわけではありません。
公式も「特典期間終了後は、改定後の月額料金が適用されます」としています。
GMOとくとくBB WiMAXを解約して浮く額と失う額

「無料のうちに」と急かされている気分になりますが、金額を並べて眺めてしまえば、たいてい迷いは消えます。
免除で浮くのは解除料だけ。その裏側で、手放すことになるものが別にあります。
端末代の残債は請求される
端末代を分割で払っている途中なら、残りは解約月の翌月に一括請求されます。
毎月の割引で相殺されて実質0円になっていた人ほど、この請求は不意打ちになりがちです。割引が続くのは契約が続いている間だけで、解約した時点でぱたりと止まります。
| 端末本体代 | 分割回数 | 毎月の割引額 |
|---|---|---|
| 33,264円 | 36回 | 924円 |
| 27,720円 | 36回 | 770円 |
| 27,720円 | 24回 | 1,155円 |
| 21,780円 | 36回 | 605円 |
請求される額は単純で、残っている回数分をそのまま掛けた金額です。
いつ解約するといくらになるのかは、こちらの記事で一覧にしています。

キャッシュバックの権利も消える
キャッシュバックの特典を申し込んでいて、まだ受け取っていない場合は注意しておきたいところです。
受け取りには契約が続いていることが条件で、解約すると権利そのものがなくなります。
受け取りの案内が届くのは、原則として端末発送月を含む11か月目。つまり1年近く待ってようやく順番が回ってくる仕組みです。
そのため契約から1年に満たない人が9月に解約すると、あと少しというところで特典を取り逃がすことになります。
金額と案内の時期は申し込んだ窓口によって変わります。
いくら失うのかは契約時の書面かBBnaviで実額を確認してください。
受け取り方や届かないときの原因は、こちらで解説しています。

並べると判断できる
ここまでの材料を、実際の収支として並べてみます。
例に使うのは、2022年7月以降に申し込んで契約から2年以内という、いちばん人数の多そうな条件の人です。
浮くもの
契約解除料 1,100円
失うもの
端末代の残債(残り回数 × 月々の割引額)
未受領のキャッシュバック
たとえば、端末代が33,264円で、まだ1年しか使っていない場合。残債は22,176円になります。
免除で浮くのは1,100円ですから、1,100円を浮かせるために2万円以上を先払いするという計算です。
ここにキャッシュバックの未受領が重なれば、その金額もそのまま消えていきます。
「解約金が無料だから今のうちに」。一見お得に見えるこの判断は、多くの場合で損になります。
9月20日までにやること

締切が近いと「決めなければ」と焦ってしまいますが、期限までにやるべきなのは解約の判断そのものではありません。
まずは自分の条件を確定させることです。
確認する4つの数字
次の4つがそろえば、動くべきかどうかは考えるまでもなく決まります。
どれもBBnaviか契約書面を開けば分かる数字なので、10分もあれば集まります。
- 申し込んだ時期(2022年7月1日の前か後か)
- 契約からの経過月数(24か月を超えているか)
- 端末代の残り回数(分割が終わっているか)
- キャッシュバックを受け取ったか(未受領なら権利が消える)
①と②で浮く額が、③と④で失う額が決まります。
ただし、これだけでは結論は出ません。同じ期間の総額で比べる必要があります。
留まる場合は「改定後の月額 × 使う月数」、乗り換える場合は「解除料 + 端末残債 + 失う特典 + 乗り換え先の月額 × 同じ月数 + 事務手数料 + 新しい端末代 − 受け取れる特典」です。
この2つを並べれば、どちらが安いかが分かります。
締切には余裕をもつ
免除の受付期間は2026年8月21日から9月20日までです。
この日付には理由があります。公式の解約手順によれば、当月20日までの受付なら当月末で解約、21日以降なら翌月末で解約になるためです。
つまり、9月20日までに申し込めば9月末で解約が成立します。
1日遅れて21日に申し込むと10月末での解約になり、値上げ後の10月分を払ったうえに免除も受けられません。
そして、この締切は、解除料が0円の人にも関係してきます。
免除そのものには縁がなくても、値上げ後の10月分を払いたくないのであれば、結局は9月20日までに手続きを終えておく必要があるからです。
それでもGMOとくとくBB WiMAXから乗り換える価値があるケース

ここまで「急がなくていい」という話を続けてきましたが、条件がそろっている人にとっては動く意味のある時期でもあります。
留まった場合と乗り換えた場合を、同じ表の上に並べて比べてみましょう。
| GMOに留まる | 他社へ乗り換える | |
|---|---|---|
| メリット | 残債もキャッシュバックも失わない 手続きが不要 | 乗り換え先の特典を受けられる 通信環境を変えられる |
| デメリット | 10月から605円上がる 3年で21,780円の増加 | 残債が一括請求される 未受領の特典を失う 主要な乗り換え先の多くも10月に値上げ |
| 向いている人 | 端末代の分割が残っている キャッシュバックが未受領 | 分割を払い終えている 特典を受け取り済み |
動きやすいのは3年使った人
端末代の分割は36回が基本なので、3年使い切っていれば支払いはすでに終わっています。
キャッシュバックの案内が届くのも11か月目ですから、こちらも受け取り済みのはずです。
解除料も、2022年7月1日以降の契約なら25か月目以降は0円です。
この条件がそろえば失うものはほとんどありません。値上げを機に見直すには良いタイミングです。
気をつけたいのは、2022年6月30日以前から使い続けている場合です。
このタイプの契約は年数では割り切れず、3年以上使っていても更新月を外せば解除料がかかります。動く前に、BBnaviで更新月を確認しておいてください。
GMOが案内する光回線なら解除料を補助してもらえる
解除料をどうにかしたいなら、意外と知られていない制度がもうひとつあります。
どんなときも解約サポートを使えば、契約解除料をGMOのほうで負担してもらえます。
それでも、もともと光回線への切り替えを考えていた方にとっては十分に使える選択肢です。
この制度に期間の縛りはないため、9月20日という締切に合わせて慌てる必要もありません。
ただし、補助されるのは解除料だけです。
10月分の月額を避けられるかどうかは、乗り換え先の開通日と解約日によります。申し込む前に窓口で解約日を確かめておくと安心です。
もうひとつ、手続きの入口にも注意が必要です。
この制度を使うにはGMOの乗換サポートの窓口から申し込むことが条件で、光回線の公式サイトから直接申し込んでしまうと補助の対象になりません。
乗り換え先も値上げする
ただし、移った先で安くなるとは限りません。
Broad WiMAXは630円、カシモWiMAXは594円、BIGLOBE WiMAXは330円の値上げを公式に発表しています。
乗り換え先によっては改定の対象外ですが、主要な候補の多くは同じ10月に上がります。
各社の状況をまとめた記事はこちらです。

WiMAXは続けたいけれど負担は抑えたい、という場合は、値上げ幅の小さい BIGLOBE WiMAX +5G
が候補になります。
比べるときは現在の月額ではなく、改定後の金額どうしで並べるのがポイントです。
これから契約するなら時期で条件が変わる
ここまでは、すでに契約している方に向けた話でした。
これから申し込もうとしている方にとっては、少し違う注意点があります。
適用されるキャンペーンの条件は、申し込む窓口や時期によって変わります。
9月に見た月額のつもりで契約したら、10月から605円上がっていた。そんなすれ違いを避けるためにも、10月をまたぐ場合は改定後の月額がいくらになるかまで確認してから決めてみてください。
キャッシュバックの金額や受け取り条件も、窓口ごとにばらつきがあります。
最新の条件は GMOとくとくBB WiMAX +5G
の公式サイトで確認できます。
よくある質問(FAQ)
値上げ以外の注意点もあわせて確認したい場合は、こちらの記事にまとめています。

GMOとくとくBBの値上げは締切ではなく条件で決める

「解約金が無料になるうちに」と聞くと、つい急ぎたくなりますよね。
ただ、天秤にかけてみると釣り合っていないことのほうが多いのです。浮くのは1,100円ほど、対する端末代の残債は数万円。この差は、締切の焦りでは埋まりません。
もちろん、分割を払い終えて特典も受け取り済みという方にとっては、動きやすい時期であることも確かです。
大事なのは締切を睨むことではなく、自分がどちらに当てはまるのかをはっきりさせること。順番さえ間違えなければ、9月20日は怖い日付ではなくなります。
この記事の要点
- 2026年10月1日から一律605円上がる。既存契約者も自動で対象、日割りもない
- 解約金の免除は「解除料の設定があるプラン」限定。2022年7月以降の契約で25か月目以降なら元から0円
- 月額390円キャンペーン適用中は6か月間据え置き。5月以降に開始した人は10月も変わらない可能性がある
- 浮くのは2022年7月以降の契約なら1,100円、それ以前なら最大10,450円。一方で端末残債とキャッシュバックを失うことがある
- 免除の受付は8月21日〜9月20日。解除料が0円の人でも、10月分を避けたいならこの締切に間に合わせる必要がある
BBnaviを開けば、申し込み時期・経過月数・端末代の残り・キャッシュバックの受け取り状況の4つはすぐに分かります。
そこまで確認できれば、留まるか動くかは自然と見えてくるはずです。
一度のぞいてみてくださいね。
GMOとくとくBB WiMAXが気になった方へ
この記事で解説した通り、工事不要ですぐ使えて、5G対応・データ無制限のGMOとくとくBB WiMAXはコスパの面でも優秀です。
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